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あなたは「ポジティブ」って、何のことだか答えられますか?

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あなたは「ポジティブ」って、何のことだか答えられますか?

 

突然ですが、あなたは、自分のことを「ネガティブ」だと思いますか?

 

「はい、ネガティブです」

…って人もいるかもしれませんし、

 

「ポジティブです!」

って元気いっぱいに答える人も居るかもしれません。

 

では、

「ポジティブ」って一体、なんのことでしょうか?



「積極的で、前向きで、失敗をバネに頑張れる人のことです!」



そうですね。

 

そんな人がいたら、

「あの人は落ち込まずに積極的に取り組めてすごいなあ」

と、眩しく見えると思います。

 

しかし、

私達が「ポジティブ」になるためには、一体何が必要なのでしょうか?

 

もしくは、「前向きに考える」には、どうすればよいのでしょうか?

 

今回は、「ポジティブ」という言葉の本質を考察し、

私達が「ネガティブ」を克服して充実感を持って生きていくために、

必要なことを考えるという記事です。

 

そして、今回の裏ブログの記事には、

「自分が思い通りの人生を歩く」上での、

最大で不可欠なポイントが含まれています。

 

(このポイントなく成功するのは、米を使わずにおにぎりを作るよりも難しいです)

 

将来、経済的、自己実現的に成功したいと思う方は、ぜひお付き合いください。

 

 

…はい。

それでは、こう考えてみましょう。




ある人が、2億円当てようと思って宝くじを買い込み始めたとします。



資金は1000万円あったのですが、今までの間に、ハズレを引き続けて、

かれこれ残り1万円になっていたとします。



しかし、その人は一切希望を捨てません。

それどころか、残り一万円で当たると信じて疑いません。

 

エジソンはこう言っていた…!」

「失敗は成功の母であると…!」

「ここまで失敗してきたんだ、必ず当たるに違いない」

「宝くじがあたったら、働かずに楽に暮らせるぞ!」

 

「信じていれば、夢はかなう!」



そう言いながら、迷いなく、希望に満ちた目で、残り一万円の全てで宝くじを買ったとしたとします。

 

そして、1000万円全て泡に変えたとします。

 

そして、破産しました。

 

…さて、この人は、ポジティブなのでしょうか?

 

あなたなら、どう考えますか?

 

では、もう一つの例を出しましょう。

 

 

ある人が、登山していました。

 

そんな時、ヤブから出てきた毒蛇に噛まれました。

 

額から変な汗が出てきますし、手が震えて、めまいが出てきましたが、この人はこう考えました。

 

「多分死なないよな。さっきの確か毒蛇だと思ったけど、たぶん見間違いだよな。帰るの面倒くさいし、このまま登ろう」



そしてそのまま登山を続行し、

山頂に至る前に、普通に死んでしまいました。




さて、これはポジティブと言えるのでしょうか?

あなたならどう考えますか?




次の例。

 

ある人が、スカイダイビングの為に、飛行機で高度1000メートルの上空にまで来ました。

ただし、パラシュートを忘れてしまいました。

 

その時、こう考えました。

 

「まあ、なんとかなるよな。10000メートルから自由落下して無事だったっていうギネス記録もあるし。(※事実です)パラシュート取りに帰るの面倒くさいし」

 

そして、誰もが止める中で飛行機から飛び降り、

 

墜落して命を落としました。



さて、3つほど例を挙げて考えてみましたが…。

 

彼らは、ポジティブだといえると思いますか?




ポジティブな人は存在しない。

ネガティブな人とネガティブじゃない人がいるだけ。

 

まず、先ほどの三人の例についてですが、

 

…あんな質問をしておいてなんですが、

「その質問だけではどちらとも言えない」

 

これが、私なりの回答ということになります。

 

それは、どういうことでしょうか?

 

ここで、私が考える「ネガティブ」と「ポジティブ」

定義を述べさせていただきましょう。



ポジティブとは、目的達成へ集中した思考・イメージ・行動をしている状態のことである。

ネガティブとは、目的達成に矛盾する(不要な)雑念がある状態である。



これが、私なりに定義した、ポジティブとネガティブの定義です。

 

しかし、これだけでは、ややちんぷんかんぷんかもしれません。

 

ですので、イメージを交えてご理解頂けるように、喩え話で説明します。

 

 

A君と、B君がいました。

彼らは二人とも、「テストで100点取る!」という目標を掲げて勉強しました。

その結果、彼らのテストの点数は…

 

なんと、二人とも、「30点」でした



ただし、それを目にしたA君とB君の反応は違いました。

 

Aくんは、顎に手を当てて、そのテストの答案をじっと見つめて、何か書き込んでいます。

Bくんは、頭を抱えて落ち込んでいます。




彼らはそれぞれ何を考えているのでしょうか?

 

まずBくんの頭のなかを覗いてみましょう。

 

「あれだけ勉強して30点…!?」

「勉強なんて嫌だ…どうせ100点取るなんて目標、無理だったんだ…!」

「平均点より40点も下…こんな点数じゃ、馬鹿にされるし、親から怒られる…」

「何をやってもダメだなあ…もう諦めてしまおうか…」

 

こんなことを考えて、頭を抱えていました。

 

それに対して、Aくんはテスト問題をじっと見ながら、こう考えていました。

 

「今回の勉強量での結果が30点…なら、残りの70点獲得に必要な勉強量は大体○時間だ」

「となれば、勉強時間を具体的に○時間増やす必要がある」

「その為に、○時間、睡眠を削れば可能ということになる」

「今回のテストでは、ケアレスミスもあった。これから、回答の時にはどういうことに気をつけて、対策をどう取ればいいだろうか」

「…よし、この勉強法なら、次は100点取れるだろう。今すぐに勉強開始だ」

 

そして、Aくんは、隣で落ち込んでいるBくんに目もくれず、参考書を開いて勉強開始しました。

Bくんは、同じ点数とったAくんが全く落ち込まずに勉強している姿が不思議でなりません。

 

なので、Aくんに訪ねました。

 

Bくん「あれ?30点取ったのに落ち込まないの?」

 

Aくんは答えます。

 

「落ち込んでいても意味ないし、落ち込んでても100点は取れないじゃないか。それよりも、今回30点とったことへの対策をするのが有効じゃないか?」

 

そんなAくんの姿に、Bくんは衝撃を受けました。

そして、こう考えるのでした。

 

「…Aくんって、本当にプラス思考で前向きなんだなあ!自分も、Aくんみたいに、『失敗を成功へのステップ』って考えるようにしていこう」

 

Bくんは、強くそう思いました。

 

***

 

はい。

 

この喩え話が何を表しているか、あなたにはお分かりでしょうか?

 

もちろん、A君とB君の対比は、ポジティブ/ネガティブの対比ということになります。

 

AくんとBくん、どちらがネガティブかと問われれば、言うまでもなく、Bくんがネガティブです。

 

そして、このAくんこそが、「ポジティブな人」です。

つまり、30点という結果に対して何も否定的に捉えていませんし、感情の動きはありません。

 

ただ、目的を達成することのみに完全に集中しています。

A君の考えることは、たった一つだけ。

 

目的達成出来ていない→ならばどうすればいいか。

 

それだけのシンプルな思考回路。

感情の動きは、そこにはない。

 

それこそポジティブの本質だということです。

 

やるべきことをやる、ただそれだけに集中しているということ。



対して、ネガティブな思考回路とは、「無駄な思考」です。

心の乱れ、不安定さといってもいいでしょう。

 

それが思考の無駄を生み、動きを停滞させることになります。

 

例えばB君の考えたような、

 

「あれだけ勉強して30点…!?」

「勉強なんて嫌だ…どうせ100点取るなんて目標、無理だったんだ…!」

「平均点より40点も下…こんな点数じゃ、馬鹿にされるし、親から怒られる…」

「何をやってもダメだなあ…もう諦めてしまおうか…」

 

といった思考。

これは、「100点を取る」ということを目的とした場合、完全に、「無駄」にしかなりません。




じゃあ、私達が、「前向きな考え方」「ポジティブシンキング」「プラス思考」を身に付けるにはどうすればいいでしょうか?

 

これから私のお伝えする事実は、場合によってはショックかも知れません。

それでも、この本質を理解した時、あなたはほんとうの意味でポジティブになれるチャンスを得たことになりますので、注意して読み進めてください。

 

これからいうことは、理屈による理解ではなく、イメージすることが大切です。

そのイメージが正確かつリアルであればあるほど、ポジティブに近づいていけるでしょう。



答えを言いましょう。

 

世間で溢れる、こんな言葉…

「前向きな考え方」「ポジティブシンキング」「プラス思考」

 

…そんなものは、存在しません。

全部錯覚です。



意外に思われたかもしれませんが、その理由は、これからお伝えします。

 

先ほどの例え話の中で、Bくんは一つ間違いを犯しました。

 

それは、Bくんの最後の言葉、

 

「自分も、Aくんみたいに、『失敗を成功へのステップ』って考えるようにしていこう」

 

というものです。

 

これのどこが間違いなのでしょうか?

もしもあなたがこの質問に回答できることができれば、

 

もうすでに、「ポジティブ」の本質に近づいている、と言えるでしょう。




Aくんは『失敗を成功へのステップ』なんてことは考えていません。

 

A君の頭の中にあるのはただひとつ。

 

「100点を取る」すなわち、「目的を達成する」

 

それだけです。

それ以上でも、それ以下でもありません。

 

あらゆる状況を、目的達成の過程にすぎないとみなし、

どうすれば目的を達成できるかだけに、心と行動が集中しています。

 

だけど、ネガティブなB君からA君を見たら、

A君が『失敗を成功へのステップ』と思い込んでやせ我慢して頑張っているようにしか見えないんですね。

その実、A君は30点に対してビクともしていない、それが正体なのですが。



では、私達がポジティブになることは可能なのでしょうか?

 

ポジティブになるための、回り道みたいなたった一つの方法とは

 

私達がポジティブになること、それは、

 

不可能ではありません。



…消極的な答え方になりました。

 

しかし、結局のところ、

この世には、ネガティブな人とポジティブな人が居るわけではありません。

 

ネガティブな人と、ネガティブじゃない人がいるだけ。



まどろっこしい言い方になりましたが、

つまり、私達がポジティブになりたかったら、

 

『ネガティブな雑念を取り除けばいい』

 

のです。



あなたが、何かを決意し物事に取り組むときに、ネガティブな雑念が一つも出ず、完全にその目的達成に集中できた時、それがあなたがポジティブになれた瞬間です。

 

そんなあなたの姿は、まわりの人にとっては、

 

凄まじく心が強く、とても前向きで、落ち込まず、打たれ強く、積極的で、充実した輝いた姿に見えていることでしょう。

 

ちょうど、今のあなたが、「ポジティブな人」を見た時と、同じような気持ち…嫉妬や、憧れと同じ気持ちになるでしょう。



…その時、当のあなたは、ただ目的達成することに集中しているだけなのですけどね。




さて、こんな話になると、あなたの中には一つ疑問が生まれるのが自然だと思います。



「結局、どうやって雑念を取り除けばいいんだろう?」

と、疑問には思いませんか?

 

それについては、また別の機会に語ることにしたいと思います。

今回はここまで、です。

***



さて、結論します。

 

ポジティブな「人」は存在するが、ポジティブな「考え方」は存在しない。

 

ネガティブさを生む雑念を取り除いた時、あなたは自動的に目的に集中できるようになり、ポジティブになれる。



それが、ポジティブの正体です。

 

これはとても重要なことであり、

裏ブログでも、その人が成功する素質を持っているかの重要な手がかりにしています。

 

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