あらゆる人の行動・感情に共通する「たった一つのもの」それは、何でしょうか?
人の求めているものは「たった一つ」です。
…さて、それは何でしょうか?
裏ブログがどのように世の中の人物を見ているのか。
今回は、その一つの目安を話したいと思います。
人が抱く感情は、喜怒哀楽様々です。
しかし、それには例外なく共通点があります。
人の抱く感情の共通点。
それはいったい何でしょうか?
それは、例外なく「自分の幸福の為」であるということです。
(あるいは、「自分が幸福だと思っているものの為」と言ってもいいでしょう)
この裏ブログですら、それにより生まれたものです。
様々な人の行動を、たった一つの共通点でくくれる。
(※北から南まで、70億人もいるのに?)
そんなこと、本当でしょうか?
はい、事実です。
人の行動とは、例外なく「幸福追求」が形になったものです。
裏ブログの一つの見方として、
その「人物」はどういう「幸福」を追求しているのか。
それを、「行動原理」という形で呼んで、
その人の生き方を知る大きな手掛かりにしています。
「行動原理」は、そうそう変わるものではありません。
なので、一つの表情や仕草、一つのインタビュー記事、その人の名言などから、
その人の行動原理を読み取れば、
その人がどういう考え方で人生を送るのかまで、応用して理解することすら可能です。
それをしているのが裏ブログということですね。
そんなことが可能なのでしょうか?
「北に向かえばいつか北極につく」
それに疑問を挟む人をいないぐらいに、これは必然のことです。
・人を「嫌う人」は、人間関係のトラブルに合いやすい
・自分を高める意識の強い人は、成功しやすい
例えば、この二つの文章、そんなにおかしなことを言っているでしょうか?
多くの人に一般論として、受け入れてもらえるのではないかと思います。
あなたの周りの人の生き方や、人生を振り返ってみてくださいますか?
すると、この大まかな統計論が、
通用しないケースはそんなにはない、と思うのではないでしょうか?
(もちろん、絶対のものではありません)
裏ブログではそれを、診断における手掛かりの「一つ」として扱っているわけです。
今回は、その「人が抱く感情」について大まかに列挙します。
さらに、「なぜ人はそんな感情を抱くのか」という原理についても、
簡単に注釈してみたいと思います。
今後、例えばあなたが何らかの感情があり、
その動きの理由が知りたくなった時などに、ぜひこの記事をご覧になってください。
あなたのしたいことを探すヒントになる、
人の感情・意識リスト
・人が人生の中で抱く意識状態を、上から下まで一挙に掲載。
・あなたの求めているものはどれか、一度問うきっかけになるかも
・まずは自分の欲求を知ることから
人は、様々な思いを抱きながら人生を歩みます。
楽しさや喜びや、怒りや憎しみ。
それらは、何かの欲求の実現度に応じて変わります。
では、人が欲求する対象となるには、どんな物があるでしょうか。
可能な限り広範囲にまとめてみました。
あなたなら、どんな意識を抱いて生きていきたいでしょうか?
なりたい自分を達成したいと思う欲求。
あるいは、生きる目的が明確であり、
その実現に力を尽くしたいという生き方がこれに当てはまります。
社会貢献や自己犠牲も、広義的には含まれます。
それを達成した時、人は自己満足に浸ることになります。
- 自己成長
自分をもっと拡大させたい、向上したいという欲求です。
自分の可能性の拡大と、その発掘に力を注ぎます。
- 地位・権力
社会や組織や集団の中で、上位の立場を目指す意識です。
この地位・権力を得ることで、人に優遇され、自分の意志を押し通すことを求めます。
- 闘争心
特定の相手に向けられる意識ですが、
本来なら恐怖の対象や、障害物、競争相手に対して、
「乗り越えること」「打破すること」に喜びを見出す意識です。
しかし、裏には、障害物の排除、有力な相手の無力化、
という意識が含まれていることもあります。
自分以上の相手には、「嫉妬心」と変化することもあります。
- プライド・名誉
社会や集団の中で、尊敬され、承認されることを欲する欲求です。
これが裏目に出ると、人目を気にして自己表現できないという抑圧的な意識にもつながります。
また、これが実現されないとき、「卑屈」へとなってしまうので注意が必要です。
実は、「恥ずかしさ」というのも、これに属します。
これは、「周りに認識してもらっては困る」時に起こる、プライドの防衛本能です。
- 道徳意識・正当性
社会のルール・モラルに適合した行動を望む意識です。
一見すると善人のようにも見えますが、
実は心の奥底に、排他的な意識が潜んでいることがあります。
自分が組織の枠組みに収まっていることに安心を覚え、逆に、外れることに恐怖します。
- 愛情
自分にとって、執着する対象から、大事にしてもらいたいという感情です。
特定の相手との共依存(お互いがお互いを大切に思っている状態)を理想として、求めます。
- 物欲
自分に利益になると思った物を必要以上に多く求めます。コレクションなどもこれに当たります。
- 財産
経済的な自由や、物質的な欠乏の回避を求める心です。
ちなみに、財産が何かの目的の手段となることもあります。
しかし、それは本質的には財産そのものを求めているわけではないと言えるでしょう。
- 飽食・食欲
生存本能の一つです。ここで扱う食欲は、「味」ではなく「量の多さ」を求めることです。
- 怠惰
「めんどくさい」「大変」と思った、嫌な出来事を避ける意識状態です。
- 性欲
性的な快楽を求める心です。
- 恐怖心
過去のトラウマとなる出来事や人を恐怖する心です。
- 享楽
感覚的な喜びがこれに当たります。
目で見て楽しい、音を聞いて気持ちがいい等、五感を通して、快感となる喜びです。
- 憎悪
自分にとって有害と認識した相手を、排除したいと思う心です。
時として殺意になったり、心の屈折・人格の歪みを生むことがあります。
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いかがだったでしょうか。
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仏教によると、人の煩悩は108つとも言いますが、
ここまでに代表的なものをまとめてみました。
皆さんが今抱いている思いは、上の中にあったでしょうか?
行動原理とは、いわばその人の「心の形」「エゴの形」です。
不変のものでもありません。
しかし、変えようと思ってもそうそう変えられるものではありません。
裏ブログでは、
その行動原理を、その人の本質に近いものの一つとして扱っています。
良ければまた必要な時に見返して、参考にして下さい。
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質問:ちなみにここまで読んだあなたは、今列挙した感情が
「ある一つの基準」で順番を決められていることに気が付いたでしょうか?
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(ここでそれを語ることはしませんが)
気が付いた人はそうそういないのではないかと思いますが、
もしいるとするならば、非常に本質的な目を持っていると言わざるを得ません。
とても鋭い方です。
(周囲の方からするとあなたは、一目置くに値する、
特別な人物だと思われているでしょう)
実は、ここに書いた行動原理以上に、
その「順位」こそが、その人が成功するか否かを分けるのです。
この記事における最大のポイントといってもいいものです。
なので、それに気づいた人は、非常に精神性が高く、
心豊かに良い人生を送れる資質を持っています。